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船体をつくる材料には、主に4種類あります。もっとも一般的なのは鉄鋼[てっこう]です。

4種類もあるんだね。どんな特長があるのかな?

1.もっとも一般的な 鋼船

[はがね]は鉄に炭素[たんそ] 少しまぜた合金です。鉄よりも強く加工がしやすいのが特長[とくちょう]です。

2.軽くつくれる 軽合金船

ほとんどがアルミニウムの合金を用います。船体が軽く、高速を出せるのが特長[とくちょう]です。

3.水に強くさびないFRP船

FRP(繊維強化[せんいきょうか]プラスチック)は、水に強く、さびない、よごれにくいのが 特長[とくちょう]です。

4.今では少なくなった 木船

かつては大きな帆船[はんせん]も木でつくられていましたが、今ではほとんどつくられていません。

鉄鋼材料をつなぎ合わせる技術

強く軽く仕上がる溶接法

接着剤[せっちゃくざい]にあたる 溶接棒[ようせつぼう]鉄鋼[てっこう]材料の 接合部[せつごうぶ]を高熱で[]かし、 金属[きんぞく]を一体にしてつなぎ合わせます。

鉄鋼材料を守る塗装

塗装[とそう]は、船を美しく見せるためだけでなく、さびやよごれ、生物の付着をふせいで 鉄鋼[てっこう]材料を守るために、場所ごとの 条件[じょうけん]に合わせてぬり分けます。

30万トンをこえる超大型タンカーの例で、塗料の重さが約540トンだったって。25メートルプールで約2杯分もあるね!

体験してみよう!
モノクジラ

色々な船の材料があるよ。
その強さをひっぱってくらべてみてね!
さわったり、たたいたりもできるよ。

モノクジラ