■概要

第四次軍備充実計画において潜水戦隊旗艦として建造を計画された軽巡洋艦「大淀」。

当初は魚雷等を搭載せず、航空装備を充実させた偵察艦として建造されましたが、昭和19年5月から9月までのわずかな期間、軽巡洋艦としては初めて、連合艦隊の旗艦となりました。

 今回のミニ企画展では、起工から80年経過した軽巡洋艦「大淀」を取り上げ、計画から解体までを、当時の資料とともに紹介します。

連合艦隊旗艦に改装した「大淀」(昭和19年4月)

 

■主な展示資料

    • 写真 軽巡洋艦「大淀」(昭和18年6月下旬 呉工廠撮影)
    • 図面 「軍艦大淀 舷外側面図」(昭和18年4月1日製)
    • 空襲被害調査写真(昭和20年3月 呉工廠撮影)
    • 写真 大淀引揚げ作業(昭和22年9月20日 飛渡瀬沖)
    • 「軍艦大淀 船体部損傷報告」(昭和20年4月25日) など

■会期

令和3(2021)年9月8日(水)~12月6日(月)
 

■展示会場

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館) 2階特別展示ギャラリー
〒737-0029 広島県呉市宝町5-20 TEL 0823-25-3047