半藤一利名誉館長

 平成23年11月25日、大和ミュージアムの名誉館長に半藤一利氏をお迎えしました。

 半藤一利名誉館長は、明治維新以降の陸海軍の歴史および昭和史全般に関する著作が多数あり、現在、近現代の歴史を研究・発表する歴史家・研究家からは絶大な支持を得ています。

 大和ミュージアムでは、これまでも、常設展示への助言や、シンポジウムのパネリスト、特別展の図録監修等ご協力いただいておりました。

 なお、名誉館長は阿川弘之氏、松本零士氏、的川泰宣氏(3氏は、平成17年開館時に就任)に加えて4人となります。

 

半藤一利名誉館長 略歴

ジャーナリスト・作家。昭和5(1930)年 東京都墨田区(現)生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋に入社。

「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役を経て作家に。「漱石ぞな、もし」で新田次郎文学賞、「昭和史1926-1945」「昭和 戦後編1945-1989」で毎日出版文学賞特別賞を受賞。「日本のいちばん長い日」「ノモンハンの夏」「山本五十六」「幕末史」等多数執筆。

半藤一利名誉館長

左から、戸髙一成(呉市海事歴史科学館 館長)、半藤一利(大和ミュージアム 名誉館長)、小村和年(呉市長)