山崎監督はこれまでに『アルキメデスの大戦』『永遠の0』など、戦争を背景にした作品や、軍艦が登場する作品を多くつくられてきました。
当特別展では、実際に映画制作で使用された軍艦の模型やデザイン画の展示と共に、作品に込めた監督の想いも紹介いたします。
また、『ALWAYS 三丁目の夕日』、そして最新作『ゴジラ-1.0』で世界を魅了したVFX技術を中心に、映画制作の過程や魅力も紹介します。
当施設は令和7(2025)年2月中旬から令和8(2026)年3月末までリニューアル工事のため休館いたします。休館前最後の特別展で、“映画監督山崎貴の世界”をお楽しみいただきながら、戦争と平和や、科学技術との向き合い方について想いを馳せていただければと思います。
山崎貴監督プロフィール
1964年松本市生まれ。2000年『ジュブナイル』で監督デビュー。CGによる高度なビジュアルを駆使した映像表現・VFXの第一人者。
『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)『永遠の0』(2013)、『STAND BY ME ドラえもん』(2014)など、多くの作品で高い評価を得る。最新作『ゴジラ-1.0』(2023)は、全米で歴代邦画実写作品興行収入No.1となるなど、数々の賞を受賞。日本を代表する映画監督の一人。
会場
大和ミュージアム1階 大和ホール
会期
令和6(2024)年7月4日(木)〜 11月24日(日)
オープニング式典(終了しました)
令和6(2024)年7月4日(木)9:00~ (約15分)
大和ミュージアム1階大和ホール前
※オープニング式典には山崎貴監督もご出席されました
料金
一般(大学生以上) | 1200円(800円) |
※常設展とのセット料金
※( )内料金は特別展のみの料金
※呉市内在住、在学の高校生以下は無料
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高校生 | 800円(600円) | |
小・中学生 | 500円(400円) |
特別展の見どころ紹介・主な展示
プロローグ
山崎監督の映画制作の原点となった作品に登場する模型や絵コンテを展示いたします。
また山崎監督にとっての戦艦大和の魅力や、戦争を背景にした作品をつくることに対する想いなど、当特別展でしか聞けない映像を含めた特別インタビューを公開いたします。
【展示一例】
・『ジュブナイル』 テトラ(撮影で使用された実物)
・『リターナー』 ソニックムーバー(撮影で使用した持道具)/ダグラシップ(模型)
・特別インタビュー映像
ゾーン1:山崎監督の描く戦争と、人々の葛藤と成長
山崎監督作品の中で、軍艦が登場する作品、戦争を背景にした作品をピックアップ。実際に映画制作で使用された模型や絵コンテを展示いたします。
【展示一例】
・『アルキメデスの大戦』平山案戦艦/藤岡案空母(青図面と模型)
・『永遠の0』零戦コックピット(セット)
・『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 コスモゼロ(ミニチュア)
ゾーン2:映画制作からみる科学技術の世界 ー世界を魅了したVFX技術ー
アナログとデジタルを巧みに組み合わせる山崎監督のVFX技術を中心に、映画制作の過程や魅力を紹介いたします。
【展示一例】
・『ゴジラ-1.0』ゴジラ-1.0スタチュー/バラック(ミニチュア:当特別展初公開)
・『ALWAYS 三丁目の夕日』三丁目の町並み(ミニチュア)
紹介する作品一覧
ジュブナイル|2000
リターナー|2002
ALWAYS 三丁目の夕日|2005
ALWAYS 続・三丁目の夕日|2007
SPACE BATTLESHIP ヤマト|2010
ALWAYS 三丁目の夕日’64|2012
永遠の0|2013
海賊とよばれた男|2016
アルキメデスの大戦|2019
ゴーストブック おばけずかん| 2022
ゴジラ-1.0|2023
等
特別協力
株式会社白組
松本市美術館
問い合わせ
〒737-0029
広島県呉市宝町5-20 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)
TEL 0823-25-3017 / FAX 0823-23-7400
情報更新 令和6(2024)年6月6日(木)
情報更新(ビジュアル公開) 令和6(2024)年6月13日(木)
情報更新(主な展示、画像追加) 令和6(2024)年6月19日(水)