巨大戦艦「大和」の残したメッセージ 『歴史を 未来へ』

館長あいさつ

戦艦大和を通して、技術の進歩と平和の大切さを伝えます。

 大和ミュージアムは、平成17年4月23日の開館以来、平成28年5月末には約1100万人の来館者をお迎えすることができました。

 これは全国の歴史博物館・科学博物館として画期的なものです。来館者の年齢層も幅広く、大和に乗っていたというお歳の方から、家族連れ、小中学生の団体、更に若いカップルまでが館内を熱心に見学している姿を見ることができます。

 また、新聞や雑誌、テレビなどによって、驚くほど多数の好意的紹介を頂いています。

 全国に流される紹介が多いことは、九州・中国・近畿地方ばかりか中部・関東からも多くの来館者があることからわかります。 大和ミュージアムは呉の博物館としてばかりでなく、日本の博物館として広く認知されました。

 これも呉市が長い時間をかけて建設した大和ミュージアムの方針が、多くの人の共感を得たことが大きな要因と考えています。これは、呉が建造した戦艦大和を通して、呉の歴史・呉の技術、そして平和の大切さを一人でも多くの人に伝える事を目的として建設された当館の目的が認められたということであり、戦艦大和を中心とした展示でありながらも、じっくりと見ていくことによって、技術というモノが持つ素晴らしい一面と同時に、多くの悲劇を生む要素をも持っているのだ、と言うことが伝わってきます。

 大和ミュージアムの展示は決して面白いだけの簡単なモノではありません。技術・戦争・平和、こういった重い内容を持ったテーマと真剣に取り組んでいるのです。

 最初の来館では10分の1戦艦大和を見て、ワー凄い!と思うだけでも良いのです。しかし、何度も大和ミュージアムに来るうちに、更に多くの事柄に深く興味を持って頂くことが大和ミュージアムの願いでもあるのです。

 好調な船出を飾った大和ミュージアムですが、これまでの好評に安心せず、更に素晴らしい館にしてゆきたいと思っています。
今後とも皆さまの一層のご支援をお願いいたします。

呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム

館長 戸髙一成

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